Eight Team×顧客関係管理ツールHubSpotの連携で成約率がアップ!現場のあらゆる情報を見える化し営業強化するスタートアップ企業
株式会社ネクスタ
2017年4月に設立。製造業向けの生産管理システム「スマートF」をSaaSにて提供する。通常生産管理システムは開発や導入に大きなコストがかかるところ、「スマートF」はサブスクリプションサービスなので低コストから始めることができ、プログラミングの知識がなくても自社に合わせたカスタマイズができることが特徴。
- 目的
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・安価に名刺管理×CRMの仕組みを構築する
・顧客情報の「見える化」と「分析」による商談化率や成約率のアップ
- 課題
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・組織やリード数が拡大し既存のCRMシステムでは大幅なコスト増加が見込まれた
・CRMへの名刺情報を手入力する手間がかかっていた
- 効果
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・当時利用していたCRMシステムの約半分のコストとなった
・顧客のあらゆる情報が社内で見える化され、営業活動のボトルネックを瞬時に把握できるようになった
・手が回らなかった顧客へ、効率的なフォローが可能になった
<お話を伺った方>
代表取締役 永原 宏紀様
事業拡大のため、より多くのお客様情報をマーケティングや営業に効率よく生かしたい
HubSpotの魅力は機能が充実していながら安価であること
当社では、Eight TeamとCRM(顧客関係管理)プラットフォームの「HubSpot」※1を連携し、お客様の情報を社内で管理・共有しながら、マーケティングや営業を行っています。
先に導入したのはHubSpotで、もともとは他社のCRMを使っていましたが、組織の人数やリードの数が増えるに従って高額になっていくことに懸念を感じて切り替えました。
当時、HubSpot以外にもいくつかのCRMを比較しましたが、HubSpotはマーケティングとCRMの機能が非常に充実していて使いやすく、以前のCRMからのデータ移行の負担が少なかったため、「これしかない」と感じました。機能が充実していながらもコストは抑えられる点で、HubSpot一択かなと。
※1 HubSpot社が提供する、クラウド型のCRM(顧客関係管理)プラットフォーム。営業やマーケティング、カスタマーサービスなどの様々な部門に向けて優れた顧客体験を実現するための製品を揃えており、部門間の連携強化と顧客起点のビジネス成長を支援する。
「展示会で交換した名刺を放置…」そんな状況をなんとかしたい
Eight Teamを導入したのは、展示会で交換した名刺が管理できていなかったことがきっかけでした。
展示会に何度か出展していると、メールフォローなどの登録作業が増えます。ですが、すぐに商談化する見込みが高くない名刺も多いので、結果的に放置してしまうことも多かったんです。そのような状況をなんとかしたいと思い、名刺をスキャンしすぐにCRM連携できるサービスを探していました。
Eight Team導入の検討の際に重視したのは、3点です。1つ目は名刺スキャンの読み取り精度の高さ、2つ目はHubSpotとの連携のしやすさ、3つ目は価格の安さ。Eight Teamはこれら全てを満たしていたため、導入をすぐに決めました。
読み取り精度については、名刺管理を検討するうえで特にポイントになった部分です。Eight Teamは、オペレーターによって必ずチェックされるため他サービスと比べても圧倒的に精度が良いです。HubSpot連携機能を利用することでEight Teamの名刺情報をHubSpotへ登録できデータを再度入力する手間がなくなりました。
Eight TeamとHubSpotで営業に必要な情報を一元管理
Eight TeamとHubSpotの導入と連携の結果、名刺管理から顧客管理、マーケティングまで実現できる仕組みを構築できました。当初使っていたCRMで同じシステムを構築しようとした場合の費用の半額程度で済んだこともあり、連携できて非常に良かったと感じています。
展示会では、名刺交換をしてから、すぐにスキャンし名刺情報をHubSpotに取り込み、リアルタイムでお礼のメールを配信できるようになりました。
さらに、今後の見込み顧客や、フォローできていなかった、あるいは過去に商談が途切れてしまっていた休眠顧客に対しても、定期的なメール配信ができるようになりました。
誰がメールを開封し、誰がどのリンクをクリックしたのか、そしてどんなページを見たのかまでもHubSpot上ですぐに把握できるようになり、改めてフォローすべきお客様が一目瞭然になったことを実感しています。
“リアルタイム”な情報の「見える化」と「分析」により商談化率や成約率がアップ
名刺交換した全てのお客様の情報と営業プロセスがリアルタイムで見える化されたことで、現在のマーケティングや営業の分析ができるようになりました。結果として、スピーディーに課題発見ができ、商談化率や成約率がどんどん上がっていったのを覚えています。
また、これまでフォローできていなかったお客様に対して、効率的にフォローできるようになった点も大きなメリットを感じていますね。
システム導入の成功の鍵はスモールスタート
システムの導入を検討している企業担当者の方に向けてアドバイスするとすれば、最初から完璧にシステムを使いこなそうとしないで、小さなスタートを切るのが良いです。
Eight Teamはスモールスタートするのにぴったりなサービスなので、すぐに使いこなせなくても、使い続けていればそのうち慣れるというのが、経験から得た私の見解です。ステップを踏み、自社に合った仕組みや運用を徐々に見つけていくことが大事だと思います。
※インタビュー内容は、2023年4月19日時点のもの